「Ricardo Bacelar ao Vivo no Cineteatro São Luiz(ヒカルド・バセラール のサンルイス劇場コンサート)」の映像が、ストリーミングプラットフォーム で配信開始される。セアラ出身のバセラールはこれまで、「Concerto para Moviola」(2015)と「Ricardo Bacelar ao Vivo no Rio」(2020)を配信して おり、3度目のコンサート映像配信になる。
コンサートは六重奏グループとの共演で、近年バセラール自身のアルバムに収 録された曲が含まれる。「今回のコンサートでは、ブラジル音楽を称えるとと もに、私がたどってきた道のりや作曲した曲をお見せしました。私のアルバム 『コンジェニト(Congênito)』や、デリア・フィッシャーと共演し、ジルベル ト・ジルの出演もある『アンダール・コン・ジル(Andar com Gil)』の中から 選びました」とバセラールは話す。かつてメンバーだった人気グループ、ハノ イ・ハノイの代表的なヒット曲で、カエターノ・ヴェローゾの歌声で親しまれ た「トタウメンチ・ヂマイス(Totalmente Demais)」も加えられた。「この 曲はいつもハノイ・ハノイのメンバーと演奏していたので、ソロは初めてです。 少しアレンジして、演奏曲目に加えました。いまの私があるのは、ハノイ・ハ ノイで長年演奏してきたおかげで、一緒に数多くのコンサートを開催しまし た。年に200回以上公演したこともあります。そのおかげで、自信をもって舞 台でパフォーマンスできるようになりました。最初から最後まで一人で歌い、 それをもとにアルバムをリリースするのは初めてです。ここまで成長できたの も、ハノイ・ハノイのおかげなのです」と語る。
バセラールとベルキオールのコラボレーションによる「ヴィッシオ・エレガン チ(Vício Elegante)」もこのアルバムのハイライトである。「ベルキオールが 作詞した最後の曲です。彼の特徴的なメランコリックなリズムに、現代的なア レンジが加えられました」とバセラールはいう。
シコ・ブアルケ、ルイス・メロジーア、レニーニ、カエターノ・ヴェローゾ、ミ ルトン・ナシメント、アドリアーナ・カルカニョットなどの作詞による名曲が、 新たな解釈で演奏されている。「他のアーティストの作品を異なる装いで演奏 するのが好きです。そうしないと、ただのカバーになります。リズムや歌詞は もちろん尊重されるべきで、そこに新たな貢献、新たな解釈を加えることは可 能だと思います」と話す。
サンルイス劇場のコンサートでは、マルチプレーヤーのバセラールはヴォーカ ルに加え、キーボード、ギターと打楽器の演奏もこなす。自身が代表をつとめ るジャスミン・ミュージックから出すアルバムでも、そのスタイルを採用する ことが多い。「私はもともとピアノが専門ですが、他の楽器も演奏するように なりました。エグベルト・ジスモンチによると、私は複数の楽器の演奏ができ るインストゥルメンタリストだそうです。重要なのは、クリエイティヴな貢献 ができること、曲が求めていることを提供することで、ただ技巧を見せること ではありません。歌はとても豊かな表現方法の一つなのです」という。
バセラールはレーベルの母体となったジャスミン・スタジオの代表もつとめ、 質の高いブラジル音楽のアルバム制作に力を入れる。「ブラジルは民族的・文 化的に多様な国で、とても豊かな音楽を有します。ブラジル文化の核心をなす 存在です」という。これまでもイヴァン・リンス、レイラ・ピニェイロ、ホベ ルト・メネスカル、フラヴィオ・ヴェントゥリーニ、ファギネル、トニーニョ・ オルタ、ジャキス・モレレンバウム、アメリーニャ、エドナルドをプロジュース してきた。
「Ricardo Bacelar ao Vivo no Cineteatro São Luiz」は、Dolby Atmosによる ミックスで、アルバム(デジタルおよびCD)、そして12のミュージックビデオ で構成されるビデオアルバムの形でリリースされる。コンサートは10台のカメ ラで撮影され、5月10日にグローボ局セアラ地元系列より放送された。「舞台 の熱気と、パフォーマーたちの親密さを視覚的に伝えるように工夫しました」 と語る。
新アルバムはこれまでと同様、ブラジル、日本、アメリカとポルトガルでリ リースされる。2024年、バセラールはアメリカのジャズ専門ラジオで注目をあ び、6カ月連続ラジオでもっとも多くオンエアされたアルバム50作に選ばれ た。同年、日本でも2回目のツアーを実現し、8回のコンサートを行った。 「ビートルズも録音したロンドンの伝説のアビー・ロード・スタジオでレコー ディングを行い、先日帰国したばかりです。音楽には国境はないので、このグ ローバルなつながりをさらに強化したいです」という。7月には、コンサート の開催や新アルバムのレコーディングのため、北京に行く予定である。ハノ イ・ハノイのファンに向けて、ネタバレを一つ。「バンド結成30周年を記念し たアルバムのリリースを祝うイベントが、近く開催される予定です」。
収録曲
1 O Último Por do Sol (Lenine/ Lula Queiroga)
2 Congênito (Luiz Melodia)
3 Morena dos Olhos D’água (Chico Buarque)
4 A Tua Presença Morena (Caetano Veloso)
5 Estrela (Gilberto Gil)
6 Lamento Sertanejo (Dominguinhos / Gilberto Gil)
7 Canções e Momentos / Cais (Fernando Brant/ Milton Nascimento/ Milton Nascimento / Ronaldo Bastos)
8 Mentiras (Adriana Calcanhotto)
9 Vício Elegante / Paralelas (Ricardo Bacelar / Belchior)
10 Totalmente Demais (Arnaldo Brandão/ Robério Rafael/ Tavinho Paes)
11 Maracatu Atômico (Jorge Mautner / Nelson Jacobina)
12 Andar com Fé (Gilberto Gil)
Youtube
01 – O Último Pôr do Sol – https://youtu.be/xLjPenUvQe4
02 – Congênito – https://youtu.be/iebP3jPtb3c
03 – Morena dos Olhos D’agua – https://youtu.be/VlLC4eUn5B4
04 – A Tua Presença Morena – https://youtu.be/eoSmbRaQvZ8
05 – Estrela – https://youtu.be/KeNfag-BZMo
06 – Lamento Sertanejo – https://youtu.be/fvNqdYd0pWg
07- Canções e Momentos – &”()*++,-.’./01+234.)56789:; )3<=>8?@A6B@2CDEFGH
08 – Mentiras – https://youtu.be/WdUK2gwjVxc
09 – Vicio Elegante / Paralelas – https://youtu.be/GSRRvn7N5C0
10 – Totalmente Demais – https://youtu.be/dlU4cp7BPYQ
11 – Maracatu Atômico – https://youtu.be/SiPdreXx80o
12 – Andar Com Fé – https://youtu.be/omwAyzStNa4
本アルバムは、Spotify、Apple Music、Tidal、Deezer、Amazon Music、 SoundCloud 等のプラットフォームで(https://ffm.to/ricardobacelar_aovivo) 配信さ れるほか、日本国内の一部店舗でもCDフォーマットで販売されます。
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